仮想通貨に収入を得ようとするのは間違っているのだろうか?

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カナダ中央銀行「ブロックチェーンは証券決済にとても有効な手段」

 

cointelegraph.com

 

仮想通貨に積極的な姿勢を見せる大国カナダで、新たに市場を後押しする意見が飛び出した。

先日、カナダの金融市場を統治する中央銀行が、ブロックチェーンの臨床実験を無事に終了した事を発表した。

その上で彼らは、ブロックチェーンが今後の決済手段として非常に有効な手立てであると判断し、今後より積極的に推進するとの姿勢を示した。

昨年2月から断続的に行われてきた同実験は、主に現金等の資産を即時決済させる為の方法として、ブロックチェーン技術を活かすやり方を試していたものだ。

結論として、ブロックチェーン独自の特徴、即時決済の技術をフル活用する事で、かつてないほどのスピードで証券取引が可能になる事が分かったという。

数字にして、約40〜70%の振れ幅でスピード改善を図ることが可能となり、ユーザーにとっても嬉しい限りの結果と言えるだろう。

しかし一方で、まだまだ課題が山積みであるのも事実だ。

メリットが大きい事は十分に分かったが、それと同等かそれ以上に、デメリットやリスクも内在しているのではないかという意見もある。

特にブロックチェーンのセキュリティ問題などは未だに頻発しており、対応も追いつかない状況が続いている事を考慮すると、こうした不安が募るのも無理はない。

そうした諸問題に対処し、様々な葛藤と対峙していく中で、仮想通貨市場は今後拡大・縮小を図っていくのであろう。

その点も踏まえつつ、カナダ中央銀行のディレクターである、Scott Hendry(スコット・ヘンドリー)氏は現況について、

「直感的にブロックチェーンがユーザーにとってメリットがある事はわかっているが、それが本質的なのか否かまではこれから検証が必要だろう。

また、運営側の人間たちにとってのメリットは、なおのこと不透明だ。

いずれにせよ、今後徐々に諸々の結果は判明していくのではないか。」

とコメントを残している。

北米でも少しずつ広がりつつある、仮想通貨にまつわる波紋。

今後その潮流がどのように変化し、世界に影響を与えるのか、注目が集まる。